虫垂炎 手術 失敗 確率

虫垂炎の手術「失敗する」ことはあるの?その確率は何%?

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「盲腸」として広く知られている虫垂炎の手術は失敗がなく簡単なものだというイメージが強いかと思います。
しかし、いざ自分が手術を行うことになった時、誰もが失敗する確率について気になるでしょう。
虫垂炎の手術が失敗する確率はどれくらいなのか紹介します。

 

 

【虫垂炎の治療法】
昔は虫垂炎といえば、病気が発覚したらすぐに開腹手術を行っていましたが、現代では医療技術が進み、炎症が軽い状態であれば薬で散らしたり、傷痕が小さく回復が早い腹腔鏡手術を行うケースも増えています。

 

 

虫垂炎の治療法は病気の進行具合によってこれらの中から選択され、施されます。
CTが登場するまでは診断が難しく、お医者さんは症状と経験などから判断して治療を行っていました。
そのため、すぐにお腹を切ったほうが病状を診やすかったようですが、現在では診断制度が上がったことにより、切らなくても治療をすることが可能になりました。

 

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【手術の成功確率は?】
現在、虫垂炎の手術は100%に近い確立で成功しています。
失敗の確率について最初から考えすぎると気が滅入ってしまいますが、現代の技術であれば虫垂炎は予後も良いと言われているため気にしすぎる心配はありません。
しかし、万が一もあるため、失敗する確率がゼロだと言い切れない点は念頭に置きましょう。

 

また、悪化した状態から腹膜炎を併発し、敗血症によって死亡するケースもあるので、症状が出たら我慢や無理をしないで早めに診察を受けることが大切です。
炎症が軽い段階であれば薬で散らす方法を取ることも可能です。

 

 

【投薬治療は10〜20%の確率で再発の可能性あり】
早い段階であれば虫垂炎は薬で散らしてしまうことができますが、そのうち10〜20%の確率で再発が起こると言われています。
また、再発を繰り返していると苦しい思いを何度もするだけでなく、虫垂が肥大してしまい周囲の臓器と癒着を起こす可能性もあります。
そのため、再発した場合は手術によって虫垂を切除する方法を取る人も多くいます。

 

 

【まとめ】
虫垂炎の手術は失敗する確率はほぼ無いとは言え、ごくわずかですが失敗する可能性もあります。
その時の症状に合わせて主治医の先生と一緒に治療法について相談し、よく説明を受けた上で治療を行うと良いでしょう。

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