盲腸の症状が出たら病院は何科を受診すればいい?消化器内科へ!
盲腸の痛みは移動します。
初期の段階ではおへそ辺りが痛み始め、徐々に右下腹部へとうつっていきます。
その他にも発熱、吐き気や嘔吐、下痢、食欲不振などの症状が出ることもあります。
では盲腸になったら病院は何科を受診すればいいのか、その症状のチェック項目について2点お話していきましょう。
盲腸の症状セルフチェック方法
チェック項目には4つあります。
ブルンベルグ徴候、ロブシング徴候、ローゼンシュタイン徴候、腸腰筋徴候の4つです。
「ブルンベルグ徴候」
お腹を押してみてください。
その際にお腹を押したときよりも離した後のほうが痛みが強くなる状態です。
ジャンプなどで着地時にも痛みが強くなります。
「ロブシング徴候」
仰向けに寝て左下腹部を押してみましょう。
横になって左下腹部を押し上げ圧迫すると痛みが増幅する状態です。
「ローゼンシュタイン徴候」
左向きに寝ると仰向けで寝る場合よりも痛みが強くなります。
「腸腰筋徴候」
左向きに寝てみましょう。
その際に右足を曲げて伸ばしてみましょう。
背中側にまで伸ばすと右下腹部に痛みが出ることがあります。
このような4つの症状が出るようであれば発症していることを疑ってください。
ではこのような症状が出た場合には病院は何科を受診すればいいのでしょうか。
「消化器内科」を受診しましょう。
消化器系の病気ですので消化器内科であれば専門の知識をもった医師がいます。
他にも手術を考えている場合には「外科」、症状がよくわからないのであれば総合病院などの大きい病院の内科でも大丈夫です。
総合病院だと科がたくさんありますので内科で受診しても消化器科に回してもらえますので、そういった意味では安心です。
上記のような症状が出ているにもかかわらず、病院へ行かない場合には危険となる病気です。
自治体によっては救急車相談センターを用意しているところもあります。
民間の救急介護タクシーを利用するのもいいかもしれません。
出来る限り早く受診するようにしましょう。