虫垂炎 腹水 原因

虫垂炎が原因で腹水が溜まることってあるの?お腹に水が溜まる?

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右下腹部の痛みや吐き気を伴う虫垂炎は、老若男女問わず誰でも罹ることのある病気です。
虫垂炎が原因でお腹に水が溜まる腹水はあるのか、また腹水とはどういったものなのか、虫垂炎と腹水について紹介します。

 

 

【虫垂炎とはどんな病気?】
一般には「盲腸」として広く知られている虫垂炎は、10代から20代にかけて患者が多い病気ですが、性別や年齢に関わらず誰でもなる可能性がある病気です。
虫垂炎は大腸の一部である虫垂と呼ばれる部分に炎症が起きることで発症し、ごく初期のものであれば投薬治療を行ったり、進行の度合いによって手術に至る場合もあります。

 

症状は激しい上腹部痛と吐き気・嘔吐から始まり、半日くらいするとやがて痛みが右下腹部へと移動していき、前屈みの姿勢でいないと立っていることもつらい痛みが見られます。
原因ははっきりとしておらず、ウイルス感染によるものや、大腸内にある便が硬く化石化した糞石が詰まることが原因ではないかとも考えられています。

 

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【腹水って何?できる原因は?】
腹水はお腹に液体が溜まった状態を言います。
私たちの肝臓や胃といった内臓は大きく半透明な膜によって覆われています。
この膜が腹膜です。
腹膜の内側には内臓が互いに摩擦しあうのを減らす為に空間があり、そこには通常でも20〜50mlのごく少量の液体が存在しています。

 

しかし、病気などが原因でそこに多量の漏出液や滲出液が漏れ出すことがあります。
腹水が溜まると腹部が膨らみ体重の増加や膨満感、尿量の減少やむくみなどが現れます。
主な原因となる病気には肝硬変や胃がん、肝がん、大腸がんなどのがんの他、細菌性腹膜炎などが挙げられます。

 

 

【腹水はどうやって調べるの?】
虫垂炎の診断は医師でもなかなか判断がつきにくいことも多く、CT検査や超音波検査を行った際に一緒に腹水があることが確認できることがあります。

 

 

【まとめ】
腹水の原因には様々な病気が挙げられますが、病院で検査を行うことでその存在を確認することができます。
虫垂炎は放置しておくと症状が時間の経過と共に悪化してしまう病気のため、気になる症状が現れたらできるだけ早めに病院を受診しましょう。

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