盲腸の手術後の痛みの期間とは?原因は?/およそ2,3週間です!
盲腸の治療には軽度の場合は抗生物質で行う場合と外科手術によって行う場合が大まかに分けるとあります。
その原因の多くは虫垂が炎症を起こすことによって起こります。
虫垂とは盲腸の先に5センチから10センチの太さでわれわれ人間は退化していると言われています。
そして昔はその役割はわかっていませんでしたが最近では虫垂にはリンパ組織が豊富にあることによって免疫に関係していると言われています。
盲腸(虫垂炎)になってしまい手術をした後の痛みはどのくらいの期間なのかをお話していきましょう。
その手術時間はおよそ30分から一時間程度です。
基本的には上記の時間でわかりますが、まれに脂肪が虫垂のところまで伸びていることがありますのでそれを剥がすとなると1時間以上、さらには2時間程度かかる場合もあります。
手術後に痛みが発生してしまう場合は「癒着」が原因である可能性があります。
癒着とは自然治癒する過程で組織と組織がくっついて治癒されますが、まれに違う組織とくっついてしまう場合があります。
その場合は痛みを伴うことがあります。
他にも手術の傷跡が外見ではきれいに治っていたとしても中で化膿している可能性もあります。
合併症にも注意が必要です。
腸閉塞(イレウス)や癒着、縫合不全などが挙げられます。
このような状態になってしまうと再手術が必要になってしまうことがありますので痛みが出ている場合には注意しましょう。
入院の期間は開腹手術であれば、およそ7日から10日です。
腹腔鏡手術の場合はおよそ5日程度で済みます。
この期間は重症度によっても異なりますのでおおよその目安にしてください。
痛みがある期間は退院しても続いていることがほとんどです。
盲腸の痛みがひどい場合には痛み止めを処方してもらい服用します。
およそ2週間〜3週間ほどは痛みが出ていることが多いです。
この時期に痛みが発生すれば医師に伝えればすぐに検査をしてもらえますのですぐに申告するようにしましょう。
退院したとしてもすぐに過度な運動はしないようにし、食事についても胃腸に負担のかからないものにしましょう。
特に手術後は治療といえども身体を傷つけていることですので出来る限り安静にするようにしましょう。
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