大腸憩室炎の症状は?出血や貧血などの原因と対処法
大腸憩室炎は悪化すると出血や貧血などの症状が出る事もあります。
症状を確認して早めに対処するよう心掛ける事が重要です。
【大腸憩室炎が原因の出血】
大腸憩室炎は、腸の壁が外側へとびだしている状態の事をいいます。
最近の食生活の欧米化などで、肉類の摂取が多くなり食物繊維の不足などで便秘から、憩室ができやすくなっています。
憩室ができたからと言って全員が大腸憩室炎になるというわけではなく、憩室が炎症を起した状態を大腸憩室炎といいます。
炎症さえ起さなければそのままにしていてもなんら問題はありませんが、食生活に改善などが行われないといずれは炎症を起してしまう事も考えられるので注意が必要です。
症状としては、腹痛があげられますが、下血などの症状がある場合もあります。
腹痛と合わせて下血や下痢、発熱などがある場合は我慢せずに早めに対処するためにも、病院へ行く事が必要です。
【大腸憩室炎が原因で貧血になるのか】
下血などの出血が長く続く事で、次第に貧血の症状がでてくる場合もあります。
この場合、出血を長く放置している可能性もあるため、大腸憩室炎自体が悪化している事も考えられるため注意が必要です。
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【出血や貧血への対処方法】
特に腹痛よりも出血の症状が先にでた場合、腸の病気を心配して病院にかかる人も多くいますが、出血のみで痛みがあまり伴わない場合は、そのまま放置して悪化させてしまうことがあります。
特に貧血などの症状も出てくると入院を長引かせる事にもつながるので、おかしいなと感じたら原因究明のためにも病院へ早めにいうなどの対処が必要です。
【貧血は危険信号、疑いがある場合は早めの対処を】
貧血の症状が強くみられる場合、消化器官が原因の出血をうたがいましょう。
特に、男性の場合は、女性に比べて貧血になる可能性が低いため、原因となっている病気が隠れているかもしれません。
症状が薄くても貧血症状がある場合は、原因が消化器官で、少量でも出血している可能性が高くなります。
特に大腸憩室炎が原因の場合、はやめの対処で軽く済む事があるので、早期発見がポイントです。
【まとめ】
大腸憩室炎は、早めの発見の場合少しの入院や簡単な治療で対処できる事が多くなっています。
悪化させないためにも、すこしの異変も見逃さずに病気を疑って、早めに動きを開始する事が大切です。