盲腸の症状とおならの関係性とは!?出にくくなることもあります!
盲腸という病気を誰でも一度は耳にしたことがあると思いますが、これは正確には虫垂炎と言います。
一般的なイメージとしては急にお腹に激痛が走るというイメージの人が多いと思いますが、それは本当です。
盲腸=虫垂炎には2種類あり「急性虫垂炎」と「慢性虫垂炎」です。
皆さんのイメージの中のものは急性虫垂炎だと思います。
これは突発的に痛みが強く出ることがあります。
まずはその症状についてお話していきましょう。
代表的な症状は右下腹部の痛みと言われています。
初期段階ではみぞおち、おへそ周りに痛みが出始め、その痛みはチクチクした痛みと言われています。
そして時間をかけて徐々に右下腹部へと移動していきます。
同時に発熱、嘔吐、吐き気、下痢、食欲不振などの症状も出ます。
この症状が現れたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
放置してしまうと虫垂が破裂し膿が飛び散ってしまうこともあります。
そうなってしまうと腹膜炎を併発してしまいますので、この段階まで行くと致命傷となる可能性も十分に出てきますので注意してください。
虫垂炎かとセルフチェックするのにかかとを上げて背伸びするような姿勢になり、かかとをストンと落とします。
この際に痛みがある場所に響くような痛みが出たら虫垂炎を疑ってください。
疑われるようなことがある場合にはすぐに病院へ行きましょう。
ではおならとはどのような関係があるのかもお話していきましょう。
症状として便やおならが出にくくなります。
また、お腹を触ると固くなるのがわかることもあります。
盲腸の治療方法には薬で散らす場合と手術を行う場合も2種類です。
聞いたことがあるという人も多いと思いますが手術を行った後にはおならが出ることによって治ったという目安にしています。
これは腸の動きが正常に動いているのを確認するためです。
この場合は手術によって腸の動きが低下しています。
低下してしまうと便などが詰まってしまい腸閉塞などを発症する恐れがありますので便やガスを出すという働きが正常に行われているかを確認しているのです。
おならと虫垂炎は切っても切れない関係にあると考えていいでしょう。