大腸ポリープの切除後の食事いつから乳製品はOK?
大腸ポリープは40才を過ぎると、定期的に検査を行って、予防や早期治療を行う事が大切と言われています。
発見された場合は、大腸癌へのリスクを減らすために早めに切除手術をする事が多くなっていますが、切除後の食事はどのように気を配ればいいのでしょうか。
特に乳製品の摂取などは問題ないのでしょうか。
【大腸ポリープ切除後に注意したい点】
大腸ポリープの切除後は、傷口を縫合しているわけではなく、クリップで止めている状態になっているので、切除後1週間くらいは食事に特に気を配る必要があります。
特に大腸ポリープ切除後の傷口が完治するまでは、負担をかけないように心がける必要があるため、血行を促してしまうような事は避ける事はもちろん、刺激物などの摂取も控える事が必要です。
では腸にいいとされている乳製品などはどうなのでしょうか。
【乳製品はOKだけど、食物繊維はNG】
腸に良いとされている食事に乳製品と食物繊維があります。
大腸ポリープ切除後も腸にいいとされている食事なら大丈夫なのではと考えてしまいがちですが、乳製品はOKですが、腸に負担のかかる食物繊維の摂取は最低でも1週間はNGとされています。
果物や野菜、キノコ、海藻類は注意する必要があります。
乳製品は一度発酵しているので消化もいいため、摂取OKとなっています。
あくまでもアルコールや脂っこいもの、炭酸飲料など刺激物を避ける事が重要です。
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【大腸ポリープ切除後は食事に十分に注意を】
大腸ポリープを切除後は、腸になるべく負担をかけないように生活する事が大切です。
食に十分に注意をする事もそうですが、食事以外にも便秘や下痢など症状をしっかりチェックしておくことが必要です。
特に、傷口が開いてしまった場合、下痢のような症状が続き大量に下血する事もあります。
毎日排便の確認をしながら、少しでも様子がおかしい場合は、放置せずに早めに診察をうけるように注意しておきましょう。
大腸ポリープ切除後の食事は、乳製品などお腹に優しい食事を心がける事で、腸に負担をかけずに完治を早める事ができます。
また内臓に生傷がある事を忘れずに、十分に注意して生活するようにしましょう。
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