盲腸 痛み止め 市販

盲腸に市販の痛み止めは効果がある!?

スポンサーリンク

盲腸になってしまった際にはお腹が痛くなります。
急にお腹が痛くなって動けないという場合には盲腸である可能性があります。

 

急な痛みの場合は正確には急性虫垂炎と言います。
盲腸には痛み止めなどの市販薬は効果があるのでしょうか。

 

 

これはとても重要ですので先に行ってしまいますが「効果はありません」

 

一般的なお腹の痛みというのは胃腸炎や食あたりなどが考えられます。
症状の軽い食あたりなどであれば病院を受診するほどではない場合(個人差はあります)もありますが急性虫垂炎はすぐに病院へ行かなければなりません。

 

急性虫垂炎はどのようなことが起きているのか、悪化してしまうとどうなるのかをお話していきましょう。

 

 

虫垂とは大腸の一部である盲腸の先についています。
これは細長い組織となっており、この虫垂が何かしらの原因によって炎症を起こすことによって痛みが出ます。

 

この痛みを我慢してしまうと症状が悪化してしまいます。
急性虫垂炎は時間とともに急速に悪化してしまうのも特徴です。

スポンサーリンク

急性虫垂炎は強い痛みが出ていますが発症してから24時間以内に虫垂破裂の可能性が上がっていきます。
48時間以内に8割の患者が破裂してしまうと言われていますのですぐに病院へ行きましょう。

 

この時点でも市販薬の効果はないと考えられます。
しかも虫垂が破裂してしまうと腹膜炎を併発してしまいます。

 

腹膜炎になってしまうと緊急の手術が必要になります。
これは致命傷となる可能性もありますので我慢せずすぐに病院へ行きましょう。

 

ただ虫垂炎の症状が軽い場合には病院で薬で散らすという治療方法が取られることもあります。
抗生物質を点滴などで投与することによって虫垂の炎症を抑えるというものです。
市販薬ではこのような効果のある薬は販売されていません。

 

痛み止めの薬が仮に効いたとしても痛みが繰り返すようであれば病院へ行くのが安全です。
盲腸ではなく他の病気だったとしても安心できますので出来る限り痛み止めを使用するのではなく医師の診断を受けましょう。

スポンサーリンク