盲腸 症状 左下 原因 病気

盲腸の症状が左下腹部に出る!?考えられる原因は?他の病気かも?

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盲腸になってしまった場合には右下腹部あたりが痛みます。
初期症状ではおへその辺りから右下腹部へと痛みが移動していきます。
左下腹部が痛むようなことはあるのでしょうか。

 

 

その原因には大きく分けて2つ考えられます。

 

・違う病気である
・痛みが伝わっていない

 

【1つは「違う病気である」可能性】
「潰瘍性大腸炎」
食事の欧米化、ストレスや過労によって引き起こされます。
免疫異常が原因により腸管の中の内側に炎症が起こります。
左下腹部の痛みや下痢、血便などが症状として現れます。
「急性腸炎」
急性腸炎とは腸全般の炎症のことです。
ウイルスや細菌など、何らかしらの原因によって腸に炎症が起こります。
左下腹部に痛みが出る場合もありますが、これは腸の場所によって異なりますので一概に左とは言えません。
「大腸憩室炎」
大腸の外側に憩室と呼ばれる袋のようなものができてしまいます。
そこへ便や菌が入ることによって炎症を起こしてしまいます。
こちらの病気も同じような場所に痛みが出ます。

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「腸閉塞」
腸のねじれなどによって便や老廃物が排出されずに溜まってしまう病気です。
重度の便秘やヘルニアなどが原因となって起こります。

 

他にも虚血性大腸炎、過敏性腸症候群、S字結腸破裂などさまざまな病気が考えられます。
しかし盲腸でも左側に痛みが出る場合があります。

 

【痛みが伝わっていない】
それが二つ目の【痛みがちゃんと伝わっていない】ことが考えられます。
これは内臓に痛みを感じる神経が備わっていないことが原因と考えられます。
虫垂にも痛みを感じる神経はありませんので異常を感じた際に筋肉が脳へと痛みを伝えますが、その際にきちんと正確に伝わっていない可能性が考えられています。

 

【その他】
初期症状でおへそ辺りが痛むというのもこのことが原因と考えられています。
それ以外では内臓逆位と言われる内臓が逆になっている人がいますのでその場合には逆側が痛みます。

 

【まとめ】
このように必ずしも盲腸の痛みは右側に出るとは限りません。
腹部全体が痛むという人も多いですので異常を感じた際には早めに病院へ行くようにしましょう。

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