盲腸炎 抗生剤 種類

盲腸の治療で使用する抗生剤の種類/セフェム系が多く使用されます

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盲腸とは俗称で正確には「虫垂炎」と呼ばれています。
虫垂とは大腸の一部で盲腸の先端についている細長い器官です。
この病気には3つの時期に分かれています。
この種類によって抗生剤を使用するかを判断すると言えます。

 

カタル性虫垂炎
蜂窩織炎性虫垂炎(ほうかしきえんせんちゅうすいえん)
壊疽性虫垂炎(えそせいちゅうすいえん)

 

抗生剤を使用して治療するというのは一般的に薬で散らすと言われていますが、その治療法を行えるのはカタル性虫垂炎の場合に行えます。
これは初期段階の炎症が比較的軽い時期のみに適用できます。
炎症というのは盲腸は何らかの原因によって虫垂が炎症を起こすことによって発症します。

 

その原因は詳しくはわかっていませんが細菌やウイルス、ストレス、生活の乱れなどが影響していると考えられています。
抗生物質というのは強い殺菌力があります。
これを点滴などによって身体の中に直接投与することによって炎症を鎮める効果があります。

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カタル性虫垂炎の段階を過ぎてしまうと蜂窩織炎性虫垂炎→壊疽性虫垂炎の順に症状が重くなっていきます。
蜂窩織炎性虫垂炎は虫垂に膿が溜まってしまっている状態ですのでこのままの状態にしておくと虫垂が破れてしまいますので手術によって切除します。

 

最後の段階では虫垂が破れてしまってます。
それが壊疽性虫垂炎です。
この段階まで行ってしまうと虫垂が破れてうみが飛び散ってしまいますので注意が必要です。
腹膜炎などの合併症の可能性が高くなりますのですぐに緊急手術をする必要があります。

 

虫垂炎事態にもこのように種類がありますので自分がどの虫垂炎化を理解することも重要になります。
いずれの場合にも早急に病院へ行く必要はありますので出来るだけ早く病院へ行くようにしましょう。

 

抗生剤の種類
セフェム系…フロモックス、クラフォラン、セフゾンなど
ニューキノン系…シプロフロキサシンなど

 

治療で使用されるのはセフェム系が多いです。

 

また抗生剤で治療を行う場合には再発の恐れが高まります。
再発してしまうと手術になるケースがありますので最初から手術をしたほうがいいのではないかという声も聞かれますので医師とよう相談して決めるようにしましょう。

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