盲腸の症状で下痢が起こる?原因と対処方法について
盲腸というのは正式には虫垂炎と呼ばれ、虫垂に炎症が起こる状態です。
これは細菌やウイルスが原因と言われています。
他にストレスや過労、便秘、糞石などもきっかけになると言われていますが詳しい原因を特定するのは難しい病気になります。
主な症状は腹痛、吐き気、発熱、下痢が挙げられています。
腹部の痛みは盲腸のある右側が痛むことが多いです。
今回は下痢についてお話していきましょう。
下痢が起こる場合には慢性的な盲腸であると考えることが出来ます。
急性の場合には激しい痛み、発熱でることが多いです。
ただし下痢の症状というのはめったに出るものではありません。
出た場合でも軽度なものであることがほとんどです。
一日に数十回と繰り返しているようであれば他の病気を疑うことも必要です。
例えば感染性胃腸炎や食中毒など胃腸の異常の場合には激しい下痢を伴うことも多いです。
胃腸炎の場合には3日〜4日ほどの期間、ひどい場合には1週間ほど続く場合もありますので注意しましょう。
下痢という症状だけでは判断することはできません。
おそらく腹痛が出ているはずだと思います。
盲腸の腹痛は上述したように右側に出ることがほとんどです。(人によっては左側もある)
初期段階ではみぞおち辺りの真ん中に出て、時間とともに徐々に右側に移行していきます。
痛みはチクチクとした痛みが特徴的です。
痛みには波があると言われ、一時的に痛みがなくなることもあるようです。
この出方というのは人によって差がありますので一概にこれが正しいということはできませんが一般的な症状がこれらのことが考えられます。
下痢と共にこのような痛みが現れた場合には盲腸(虫垂炎)を疑いましょう。
その場合には早めに病院へ行くことが重要です。
重症化してしまうと腹膜炎を発症する可能性もありますので注意が必要です。
もし盲腸ではなかったとしても胃腸炎など何らかの病気の可能性もありますので病院へ行きましょう。
下痢をした場合の対処方法は水分補給です。
多くの水分が失われてしまいますので水分をきちんと補給しましょう。
胃腸に負担がかからないように常温のスポーツドリンクなどが効果的です。