盲腸 薬 完治

盲腸は薬で散らせば完治する!そのデメリットとは!?

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盲腸になると強い痛みに見舞われるケースも多くあります。
その痛みはさまざまですが一般的には右下腹部に痛みが出ると言われています。

 

盲腸とは正確には虫垂炎と言われており、大腸の一部である盲腸の先端についている細長い器官です。
その虫垂が炎症を起こすことによって発症します。

 

盲腸(虫垂炎)の治療法には2種類あります。
「薬物治療」と「手術」の2つです。

 

今回は薬物治療によって完治するのかをお話していきたいと思います。

 

 

薬物治療というのは一般的に「薬で散らす」と言われているものです。
散らす場合には抗生物質を点滴などによって投与することによって、原因となっている細菌などを殺菌し炎症を鎮めるという治療方法です。

 

この治療方法でも完治は可能ですが、しかしこれにはデメリットが2つあります。

 

一つ目は「再発の可能性がある」ということです。
これはあくまでも炎症を抑えたというだけの治療になりますので開腹手術などとは違って根本的に解決していません。

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外科手術を行う場合は虫垂の炎症を起こしている部分を切除し取り除くことになりますので再発の可能性はほとんどないと考えられます。

 

さらに一度炎症を起こしている虫垂は肥大化しやすい状態となっています。
肥大化することによって周りの組織と癒着を起こし、再発した際の手術のリスクを上げてしまいます。

 

2つ目は多くの場合は「初期症状(軽度)の場合のみしか行えない」ということも挙げられます。

 

発症の初期であるカタル性虫垂炎の場合にしか使えません。
症状が初期、または軽い場合に治療法として使用できるものですので重症化してしまっている場合には手術を行う場合がほとんどです。

 

このようにデメリットは多い治療法ですがメリットもあります。
最大のメリットは手術跡が残らずに完治するということが大きいです。

 

抗生物質のみの治療となれば回復することはありません。
ただし薬で散らす場合でも入院は必要になることがほとんどです。

 

なぜなら食事制限が必要になるためです。
手術かどちらがいいというのはありませんので医師とよく相談して決めましょう。

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