盲腸はバリウムが原因になることがある!?検査のリスクとは?
盲腸を発症する原因にはさまざまなことが考えられます。
発症した場合には激しい痛みを伴うことも多いですので早めに治療を行うことが先決です。
初期段階のカタル性虫垂炎の場合には薬で散らすことも出来ますが薬物治療はリスクを伴いますので手術によって虫垂を切除することが推奨されています。
バリウムによって盲腸を発症することがあるのでしょうか??
健康診断や人間ドッグなどでバリウムを飲む機会というのはあるかと思います。
正式には上部消化管造影検査と言います。この検査方法についてみていきましょう。
食道や胃、十二指腸の中をチェックするための検査でX線を照射しながら行っていきます。
胃の中のデコボコや胃炎などの有無を検査していくものになります。
最初に発泡剤を飲んで胃の中を広げてからバリウムを飲んでいきます。
盲腸の原因のひとつとしてバリウムによるものが考えられます。
何らかの原因によって虫垂のなかに残ってしまうことによって虫垂に炎症が起こってしまうと言われています。
多くある事例ではありませんがこのようなリスクを伴います。
詳しい検査をすると虫垂からバリウムが出てきたということもあるそうです。
そこまで多いことではありませんが検査を行う場合にはこのようなリスクがあるということを覚えておきましょう。
そのほかの原因についても見ていきましょう。
考えられているものはこちらになります。
・細菌やウイルスが侵入し感染する
・ストレスや過労などの生活習慣の乱れ
・糞石や便が虫垂に詰まる
・暴飲暴食、早食いやドカ食いなどの食生活の乱れ
・便秘
このようなことがきっかけとなって起こる可能性があると言われています。
小ネタ
バリウムは美味しいと検査を行うことが出来ないから不味いってホント?
最近では味がついているものも増えていきました。
しかし味がついて美味しいと検査の精度が下がってしまいます。
これは美味しそうなものを見ると胃が活発に動くようになっています。しかし検査を行う上では胃を止めた状態にして撮影をする必要があります。
不味いのはそのためです。
検査をしっかりと行うためにも不味いものを飲む必要があったということになります。
最近では飲む量を減らせる高濃度のものも開発されています。
不味いにも理由がありますのでこちらも覚えておきましょう。