盲腸 手術後 痛み 癒着

盲腸手術後の痛みは癒着が原因?/なぜ起こる?10年後にも起こる!

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盲腸とは正確には虫垂炎と言いますが、大まかにいうとその治療方法は外科手術を必要とするものと抗生物質で治療する軽度なものに分かれています。
その手術後の癒着(ゆちゃく)というのはどのようなものなのでしょうか。

 

 

開腹手術をする際には気を付けなければならない合併症の一つに癒着があります。
これは開腹手術を行った場合の90%以上の確率で患者にみられます。

 

手術によって悪いものを切除した場合に組織は傷ついてしまいます。
その組織は自然と治っていきますが、それを創傷治癒(そうしょうちゆ)と言います。

 

これも癒着の一つですが、その過程で正常にくっついてくれればいいのですが違う部分とくっついてしまう場合があります。
それを「癒着」と呼んでいます。

 

このような状態になってしまうと痛みやイレウス(腸閉塞)、不妊症の原因となってしまう場合があります。
これはどのお腹を切開するする手術全般的に言えることですので基本的にはできてしまいます。

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しかしその大きさや種類、痛みなどには個人差がありますし病気によっても異なります。
痛みなどの症状を伴っている場合には検査を行う必要があると言えます。

 

CTやレントゲンなどによって検査を行います。
これは症状がなければはがすことはしなくても大丈夫と言われています。

 

盲腸手術後の10年後などに手術ではがす場合もありますので、基本的には手術を行う必要があると言えます。
手術中にも当然癒着が起きないように注意して行われていますが、これだけではふさぎきれませんので癒着防止剤が使用されています。

 

これを防止することによって減らすことによって痛みができることを減らすますし、合併症の危険を減らすこともできます。
しかし癒着は悪者ではありません。

 

傷を治すことにとっては必要な創傷治癒が起こることによって発生してしまうことなのです。
その検査は腹腔鏡などによって検査が行われますので疑われるような症状が出ている場合には病院へ相談するようにしましょう。

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