盲腸 平均 年齢

盲腸を発症する平均年齢/平均入院期間と注意点

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盲腸というのは虫垂に炎症が起こる病気です。そのため正式には虫垂炎と呼ばれています。
虫垂というのは盲腸の先端についている5〜10センチほどの突起物です。

 

太さは1センチあるかないかほどの太さで、リンパ組織が集まっている器官で免疫力に関係があると言われています。
子どものころは機能しているが大人になると不要になると言われていますので治療は手術によって切除することがほとんどです。

 

発症する平均年齢についてお話していきましょう。

 

 

盲腸は一生のうちに発症する人の割合がおよそ15人に1人と言われいます。
誰にでも発症する可能性がある病気です。
そのため周りの人で発症したという人がいるのではないでしょうか。

 

発症する年齢は10代から30代が一番多い年代になります。
しかし10歳未満の子供から90歳以上の高齢者まで誰にでも発症する可能性はあります。

 

そのため平均を出すことは難しいですがおよそ40歳前後だと言われています。
割合としては若年層が多いです。

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40歳を過ぎると割合は徐々に減っていき80代以降では発症する可能性が低いです。
平均的な年齢は40歳前後ですが全年齢で発症することがありますので注意しなければなりません。

 

年齢で差があるのは入院日数や通院期間なども異なります。
若年層は回復が早いですので入院日数も1週間に満たないことが多いです。
しかし高齢者の場合には1週間以上入院することもあります。

 

子どもが発症した場合には注意しなければなりません。
子どもは身体が完全に発達しているわけではありませんので炎症の進行度が早いです。
そのため合併症である腹膜炎を発症する可能性が高くなります。
腹膜炎というのは虫垂が破裂し内容物が腹膜に漏れ出してしまい腹膜に炎症が起こる状態です。
この状態になってしまうと致命傷になる可能性もありますので注意しましょう。

 

高齢者の場合には痛みに鈍感になってしまっている場合があります。
痛みに気付かずに放置してしまった場合にも腹膜炎になる可能性があります。

 

このように年齢によって気を付ける点も異なります。
平均は40歳前後ですが全年代で起こりうる可能性があるということを覚えておきましょう。

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