盲腸の症状で頭痛が起こる?/初期段階、後遺症について解説します
盲腸というのは正式には虫垂炎と言います。
虫垂炎というのは盲腸の先端についている虫垂という部分に炎症が起こる病気です。
原因はストレスやウイルス、細菌、暴飲暴食、便秘などと言われていますが特定することは難しいと言われています。
人によって痛みの出方や痛む場所も違いますのが一般的には右脇腹と言われています。
しかし初期症状ではわからない場合もあります。
頭痛の症状が出ることがあるのでしょうか??
上述したように右脇腹に痛みが出ることが多いのですが下腹部や左側が痛くなるということもありますので一概に右側とは言えません。
また風邪のような症状が出る場合もあります。
発熱、頭痛、吐き気、嘔吐、下痢などの症状を伴うことがあります。
初期段階では風邪や胃痛などと勘違いしてしまいがちですので注意しましょう。
痛みの特徴は下腹部がズキズキ、キリキリなどの痛みが出ている、痛みが徐々に移動していくなどの症状と共に頭痛や発熱などが出た場合には盲腸の可能性があります。
痛みの出る場所も下腹部から徐々に右脇腹に移動していくことが多いです。
これらの症状は風邪でも起こることが多いため、初期段階では判別することが難しいです。
大前提としておかしいと感じたら病院へ行くことが大切です。
特に頭痛の場合には吐き気を伴っていることも多いようです。
初期症状でこのようなことが考えられることがわかりましたが手術後に頭痛が出る場合もあります。
それについてもお話していきましょう。
これは麻酔によるものだと考えられます。
脊椎麻酔を行うと後遺症として頭痛が起こる場合があります。
麻酔の後遺症によって頭痛だけでなく吐き気や嘔吐などの症状が現れる場合もあります。
盲腸の初期段階で出るもの、手術後の後遺症として出るものについて解説しました。
基本的に食欲不振や発熱、頭痛などが現れた場合には早めに病院へ行くことが推奨されています。
特に虫垂炎の場合には放置してしまうと腹膜炎を発症してしまう可能性もあります。
致命傷になる可能性もありますので注意しましょう。