盲腸炎 血液 検査 方法

盲腸炎の血液採血やCTでの検査方法/危険な数値はどれくらい?

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盲腸を発症したと感じる場合には強い痛みが起こることが多いです。
痛みには特徴があり、初期症状では痛みがみぞおちに出ますが徐々に右側へと移動していきます。
そのほかの症状は発熱や吐き気などの症状が起こります。
これらの症状が出た場合には病院へ行きましょう。

 

今回は病院での検査方法についてお話していきましょう。

 

 

病院へ行くとまずは問診と触診を行っていきます。
触診では痛みの出方の特徴のひとつであるブルンベルグ徴候を見ていきます。

 

「ブルンベルグ徴候」
これは手で患部を押すと痛みが出ますが、手を放した際のほうが痛みが増幅する徴候のことを指します。

 

検査方法には血液採血、腹部超音波、CT検査によって行っていきます。
血液検査に関しては白血球と炎症反応(CRP)の上昇値を見ていきます。

 

盲腸が疑われる数値
・白血球の数…虫垂炎の場合には10,000/μl以上
・CRP…基準値0.03んg/dlになり、それ以上だとCRPが高いと言われます。

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血液採血によってこのような反応を見ることになりますが発症した直後や高齢者の場合には数字が低い場合もあります。
腹部超音波とCTについてもお話していきましょう。

 

「腹部超音波」
超音波のグローブを腹部に当てて観察していきます。

 

「CT」
放射線を身体に当てることによって身体の断面図を撮影していきます。

 

これらの検査によって虫垂の異常を見ていきます。
形に変化がないか、腫れているか、中に異物が入っているか、膿がないか、破裂していないかなどを観察していきます。
血液によって判断できない場合にはこれらの方法で行うこともあります。

 

盲腸と判断された場合には治療を行っていきます。
治療は初期段階では薬で散らすことが出来ますが再発のリスクなどから手術を行うことがほとんどです。
発症してからの早期治療が重要になりますので早めに気付くことが大切です。

 

薬で散らす場合には再発や癒着のリスクが上がります
癒着してしまうと手術の難易度が上がってしまいますので医師によっても意見の分かれるところですが手術が推奨されることが多いです。
しっかりと治療をすれば致命傷になることはほとんどありませんので治療を行いましょう。

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